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Sexy Zone―Sexy Power 3[通常盤] 全曲レビュー

今回は2015年発売、Sexy ZoneのSexy Power 3[通常盤]を全曲レビューしていきたいと思います。イントロダクション込で16曲。頑張ります。早速レビューしていきたいと思います。

1,Sexy Power 3(introduction)
イントロダクションです。近未来的なサウンドで男らしいというか、かっこいい感じに仕上がってます。最後の方に出てくるSexy Zoneで笑っちゃいますけど、コンサートではまた違ったように聞こえると思います。いつものような可愛さはあまりないイントロダクションですね。3人だからかな?

2,マワレ ミラクル
今回のアルバムのリード曲です。王道アイドルソングって訳じゃないし(曲が)、凄いかっこいいわけでもないし、別にテクノポップな訳でもなく、なんだかなぁ。盛り上がりがあるわけでもなく、これでいいの?って感じです。リード曲としては激弱。大サビでもっと盛り上がれば良かったのに、もったいないです。introductionで近未来感を出したのにこれでは海だったり自然が音のテーマにありそうで、そこでintroductionとリード曲に若干の違和感を感じます。アルバムはPowerが入っているので自然のpowerに人類は決して叶いませんのでこの曲の方がアルバムには合ってます。ただ、盛り上がりに欠ける。

3,Hey you!
こんなんじゃkissもできないよ。このフレーズから始まっていく曲。ぶつかっちゃうよ的な感じで作ったのかな?って感じですが物足りなさすぎ!それに君はハンバーガーで僕がスウィーツって、そこ女の子がスウィーツじゃないの!?もう一回位こんなんじゃkissもできないよってフレーズがあっても良かったかな?って感じです。 確かに可愛いし、ちょっと変わってて、ああ、Sexy Zoneだなって感じなんですけど、もう少し何か欲しいかな。もっとトンチキ感が欲しい。これじゃ火曜9時の王道学園ラブコメです。君たちの立ち位置は土曜日24時のラブファンタジーゲロ甘学園ラブコメです。ただ、このアルバムでは一番ファン受けはいいかな。

4,君にHITOMEBORE
黒服物語 主題歌。 安定感。でもHey you!の直後はちょっとないかな、って思いました。シングル曲なんでしっかりまとまってます。中島くんセンターで大人っぽい曲です。まずまずっていうか、こういう曲を増やしたいから聡マリを外したんですかね?とにかく可もなく不可もなく。強いて言うなら安っぽい曲だなって思います。黒服っていう職業を描いたドラマにはぴったりな曲。

5,Blank Cinderella
中島くんソロ。ラブホリは封印すると言っていただけあって菊池くんが歌いそうなエロ曲。こういうの歌いたい年齢ってあるよね。欲求不満なの?って感じです。ブラックシンデレラっていうか、バニーガールがぴったりです。そもそも、中島くんは声が甘い声だからこういうの似合わないんだよなぁ、ラブホリもどってきてぇ。でも曲のできは悪くないです。音はしっかりしてるし、他のソロ曲に比べれば一番よく出来てると思います。ただ歌わせる人が違うかな。

6,好きだよ
佐藤くんソロ。なんですか!この率直なタイトル!!!結構佐藤くんは曲の系統がブレないですね。王道アイドルソングを毎回ソロでは歌ってる印象です。メロディは爽やか男子の癖に歌詞は重たいですよね。歌詞は気にしないで聞けばあっさりしてて聴きやすいですよ。このアルバムではこういう曲が少ないので耳に残りやすいです。それに、佐藤くん担当じゃなくてもこの曲好きな人は多そうですね。Sexy Zone(5人)のシングル曲のイメージとこの曲のイメージが似ているので馴染みやすいと思います。

7,20-Tw/Nty-
菊池くんソロ。効果を結構使ってる曲で、音作りにこだわった感じなんですけど、効果を使うところが惜しい印象です。サビで音が1回落ちるので終始盛り上がりがないとも思います。でも歌詞の内容が内容ですし、これでもいいかなぁとは思うんですけど、『好きだよ』と『トラフィックジャム』の間ですし、もう少し盛り上がりがあってもいいかなぁと思いました。それは曲じゃなくてアルバムの構成の問題ですね。とにかく、菊池くんの俺見た目はチャラいってよく言われるんスけど一番大事なのは家族っスから、アザッス!精神はよくわかりました。

8,トラフィックジャム
Sexy Boyz&Sexy 松 曲。 なんか、何年か前のYa-Ya-yahが歌ってそう。可愛い曲ですし、ぼ松にぴったりなんですけど、やっぱり下手ですよね。デビューが2人とジュニア4人でその中でも少クラでマイクよく持つのが2人。まあ、しょうがないかな。ぼ松の中でも一応聡マリはデビューしてる設定なんだからソロを与えてあげてもよかったかなぁと思います。人気は絶対に出る曲です。それくらい以前のSexy Zoneの曲調に似ているけど、旧セクボの『雨だって』の完成度には届かないかな。

9,桜咲くColor
佐藤くん、中島くん、マリウスくん。 これを聞いた途端、嵐の『Love Situation』NEWSの『Love Melodies』を思い出しました。可愛らしい曲だなぁと思います。覚えやすいのでコンサートでも盛り上がる1曲だと思います。しかし、実際の時間よりも長い曲だなあと思いました。披露する場所がコンサート以外にも舞台があったのでしっかり作りこまれている曲だと思います。この曲がもしマリウスくんじゃなくて菊池くんならリード曲だっただろうなあ。

10,男 never give up
初3人での曲。曲自体は悪くない、悪くないよこれ。わかりやすいし、意外と振り付けも可愛いし、悪くないよ。でも何回も何回も繰り返し聞こうとは思わないし、やっぱりシングル曲っていうか、アルバムには合ってないです。ただただ、安定というか、ここまで3人で活動する意欲を見せられるとこっちも文句言えないっていうか、笑ってしまう。とにかく、聡マリ!『男 never give up』だよ!そういえば、この曲はバレーでもなんでもない曲だったのに、応援されてますね。また、応援歌増えた(^o^)

11,ディアハイヒール
中島くんソロ。ああ、コンサートではこのピアノあなたが弾くんですねわかります。 曲が始まってから歌に入るまでが短すぎる。前の曲のインパクトが強過ぎるのでもう少しイントロが長くてもいいんじゃないかなぁ。2番に入るとピアノソロが終わるので幾分聞きやすくなります。健人くんの声は聴きやすいですけど、決して歌が上手い訳ではないので、ピアノソロだけだと辛いです。声が揺れてるのか、切なげな声色を作りたいのか分かりませんがとても疲れる。なんだかごめんなさいって謝りたくなります。イメージは山下智久くんの『最後のラブソング』ですね。

12,まだ見ぬ景色
佐藤くんソロ。曲はかっこよくて、後ろにジュニア引き連れて行進しそうとか凄く妄想できますが、佐藤くんには似合ってないっていうか、声が合ってないというか。KATーTUNの『NMP』を思い出すかな。Sexy Zoneの曲のイメージは学園ラブコメって感じですけど、この曲は幻想アドベンチャーって感じで、不死鳥がまって、魔王の城があってみたいな。その割には音が薄っぺらいかな。もう少し重厚な音作りしてもよかったのではないかと思います。思ってるより曲は短いです。まぁ、18歳の幻想アドベンチャー曲入門。だと思って聞けばこんなもんかな。

13,Party up!
菊池くんソロ。Bメロダサすぎる。Party up!っていうタイトルの割にParty感が足りない。サウンドが軽すぎる。いくら尻軽Partyだとしても低音はしっかり入れた方がいい、20-tw/nTy-よりこっちに声にエフェクトかけた方がもっとしっくり来たかなぁと思います。ずーっと新しい音も出ずに一直線で進んでいくので、低音ともう少し高めのピコピコ音を入れた方がもう少し面白い曲になったかなぁ。風磨くんが歌唱でどんだけ頑張っても音作りがダメですね。これはほんとひどい。

14,一歩ずつ〜Walk On The Wild Side〜
まぁ、いいんじゃない?こういう曲はどう良い曲を作ろうと作らまいと披露するのはこのアルバムを引っさげてでたコンサートだけなのでどうでもいいです。まぁ、特別良い曲でもないですし、曲も平凡。ただ、コンサートは最初も3人。最後も3人で終わっていくんだなぁ。アルバムで3をあれだけ全面的に出してきたしそれもそうか。みたいな。でも大サビ前の風磨くんソロは上手くできてると思いました。3人になったことでソロが増えたのでみんな歌、もっと練習してね!なんだろう、最後のセリフで東日本大震災被災された方に向けての曲ですか?って感じました。セリフの言い回しが真面目すぎる。Powerって日本のPowerってこと?皆で復興していこうって?まぁ、そう思ったらもう何も言えない。その通りです。

15,King & Queen & Joker
5人。いや、やっぱり良いですね。5人のSexy Zoneだと、聡マリが無意識的に高めの音声をいれているので、曲に明るい雰囲気が出るので、いいと思います(私の少ない語彙では上手くまとめられませんでした)。とにかく、この曲は安心するというか、5人で事実上最後の曲は本当によくできた曲だと思います。Sexy Secondのながれをそのまま引き継いでいますし、『Lady ダイヤモンド』だったりを思い出す曲で、アイドルらしく、キザ揃いのSexy Zoneにぴったりな1曲。これをまた聞けるのはいつになるのやら。

16,Single Medley 〜3rd Year Anniversary〜
私でも出来るメドレー。PCがある程度使えるならこれくらい出来ちゃうなって感じです。それくらい繋ぎ方も雑だし、曲にアレンジをかけてるわけでもないので、ただ、音が似てるところでシングル曲を切っていっただけ。コレジャナイ感は皆さんお分かりになると思いますし、これでいいの感。これを10分ノリノリで聞くのは至難の業で、10分聞くと他のアルバム曲をループしている方がましかも知れなかったという後悔にも似た感情が湧き出てきます。とってもひどい。酷すぎる。Hey! Say! JUMPのメドレーを聞いて勉強してきなさいと言いたくなる出来。もうなんかアレ。

というわけでレビューをしていきました。途中、誤操作で書きかけの文章を数日公開してしまって申し訳御座いません。

アルバムにソロが6曲は少しクド過ぎ。5人での活動をする気は本当にこれっぽっちもないのだなぁというジャニーズ事務所の方針が垣間見えた気がします。このまま大人に抗える年でもない彼らは大人の手の内でどんな歌を歌っていくのでしょうか。どんなグループを作っていくのでしょうか。まぁ、聡マリのデビュー取り消し、Jr降格はただただSexy Zoneの評判やジャニーズ事務所の評判を落とすだけなので無いとは思いますが、 この状態は奇跡的な何かが聡マリにない限り続きそうです。うーん、別に3人での曲が凄く悪い訳でもないですし、5人じゃないからということがSexy Zoneを嫌いになる理由には私の中ではならないので、まぁ、頑張るしかないよね。それより、あまりにも大人に活動方針をねじ曲げられているせいで26とかになったときメンバーが減ってるなんてことないようにしてもらいたい。それはメンバー編成よりも何よりも悲しいことですから。