漂うままに

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ザ少年倶楽部12/7『ノーマター・マター』感想

アルバムのレビューをしようかと思ったのですが、このパフォーマンスについてコメントしたくてしたくて堪らなくて少しばかり書こうと思います。画像があれば楽なのですが、準備するのも面倒なので、気になる方は自分の録画したものやYouTubeをご覧下さい。

敬称は省かせて頂きます。

ノーマター・マターの音楽がはじまったかと思うと、岩橋がピースでカメラに近づき、神宮寺と顕嵐が並んで出てくる。神宮寺はこの後の惨事を知らずに呑気に少クラえびばーでー!と煽り、顕嵐は突然の隣の煽りに長時間カメラの前にいようと留まる。これが悲劇の始まりだ。『ハムレット』も『ロミオとジュリエット』も悲劇の始まりはいつでも呆気ないものなのだ。まぁそれはさておきそんな顕嵐を横目に宮近が走り去り、顕嵐の横に岸が並ぶ。そこでようやく顕嵐が去り、羽生田がカメラに映るこの瞬間。悲劇が起きたのだ。お分かりいただけただろうか。羽生田の後ろに茶髪がちょろりと見えたのを。そう。この演出はブルー衣装のジュニアもカメラで抜かれるシステムなのに、田島は映れなかったのだ。これを悲劇と呼ばずになんと呼べばよいのだろうか。ドーハの悲劇ならぬタジーの悲劇である。全ての原因は君の前に顕嵐がいたからだ、私が代わりに謝ろう。すまん。

やっとこさ、冒頭の登場が終わり定位置につきダンスが始まる。ぐるっとカメラが回ったおかげで田島がカメラにin!よかったね。田島。その直後全員でのターン。ここでまた顕嵐のご機嫌の良さが伺える。諸手を挙げてバンザイターン。そんなにこのメンバーでパフォーマンスが嬉しいのか、そうかそうかと言いたくなるほどの大型犬並の感情表現の豊かさ。私の猫にも見習わせたい程である。

ターンが終わるとすぐに複雑な足のステップだ。もともとダンスが速くなると、皆と遅れてしまう岩橋。当然今回もそうで…ない!今回しっかり決まった岩橋だか、後ろから前にでる顕嵐と腕だかがぶつかりなんだかぐちゃぐちゃしてしまう二人。その横で神宮寺は華麗に失敗しとりあえず足を動かして誤魔化し、最後だけ岩橋とぴったりシンクロした。そしてその対岸の羽生田も最後の最後で遅れ始めるが、顕嵐を確認しなんとか持ち前のセンスで持ち直す。しかし、顕嵐も岩橋とトラブルがあったため参考になったかどうかは別である。(というかそもそもジュニアは遅れたと思うとほかのジュニアを見る癖があるのかもしれない)

やっと歌に入れる。前奏でここまでコメントしがいのあるパフォーマンスにはそうそう出会えない。歌いだしは神宮寺宮近コンビ。珍しい2人である。とくに歌声もコメントはない。二人が歌ってる間に一度岩橋岸が映るが、岸がマイクを独特の持ち方で口に当てていた。歌っているかどうかは定かでないが、歌っていないのにマイクを持っていく必要はあるのだろうか。

さて次は岩橋岸か!と思いきや岩橋羽生田コンビである。ここで注目すべきは羽生田のマイクの持ち方だ。岸と同じである。そしてあの無駄に足をブンブンする感じ、いつかのセクボのBIRTHで岸がやっていたような、やっていなかったような。羽生田も巷で噂のポスト岸かと思うのだ。まぁこの二人も歌はコメントしづらく、ここまで見てくださった方はこの6人の声の高さに気づき、なぜこの歌をチョイスしたのだろうと疑問を感じることだろう。その後岩橋がカメラに抜かれるがここでは特に言うこと無し。いつもと同じ、アイドルいわちである。

change my lifeで神宮寺が抜かれるが別にここも問題なし。これが終わるとみんな大好き岸のソロダンスコーナーである。なぜこうした。と疑問の声が聞こえるがまぁここは岸のかっこよさに浸ろうじゃないか。でもまぁ岸以外の全員がなんとなく揃った動きっぽいことをするのだが、もうほぼ全員がそうするなら、岸も歌ってそうすればよかったじゃないか。

後ろ前にからも岸は歌わずまだ引っ張る。もうそろそろ歌ってくれと思っていると、途中からフェードインしてくる。それなら後ろ前にから歌えとは思うが、最後のfalling downのアイドルいわち姫100%にさっきの岸歌わない問題とかどうでもよくなってくる。ふぉーりだーん👋

お待ちかね、じぐいわユニゾンがはじまったかと思うと岸の復唱が始まる。ここでマイクの持ち方がウワァァ!いつものあれどうしたの。一人だけマイクの下が上に持ち上がっちゃう持ち方どうしたの!その生まれたての子鹿を彷彿とさせるなれない持ち方。とツッコミどころはあるものの歌は問題なくどんどん進み、岸がウォーウォーいうのみ。

そのあいだに今まで空気と化していた顕嵐が一人で映る。よかったね!そうじゃなきゃ田島が報われないよ!

サビになりソロにうつつをぬかしていた岸も本筋に入るわけですが、ソロにうつつを抜かしていたため出だしの振りがズレる。それでこそ岸だ。期待を裏切らない男だね、君は。その後はほぼ均等にカメラに抜かれる。問題なしだ。岸もマイクの持ち方が通常運転に戻っている。それでこそ君だ。

そしてshow time神宮寺に釣られて顕嵐またやっちゃったね問題が発生。そもそもこの問題も発端は神宮寺なのだ。よくもわるくも君はやっぱり渦中の人である。神宮寺が手拍子を求め何回かクラップクラップ言ってると入れ替わるように顕嵐がヘイヘイ言い出す。珍しい。本当に調子がいいらしい。そして問題のヘイに出くわす。それは顕嵐が煽りだして9回目のヘイだ。もともと手拍子のリズムはタン タン タン タンタン 顕嵐は普通にヘイ ヘイ ヘイ ヘイといい、ファンを惑わす煽りをしだす。彼もそれに気づいたか気付かずか9回目からぱったり言わなくなる。

このショータイム問題が終わると神宮寺がウォーウォーと言い出し、ひとり自分の世界に酔っているとサビの最後でフリを合わせるところで一人だけ反対の足をあげてしまった。最初から最後まで真逆のフリをするのでその貫く精神に感動すら覚える。これが俗に言うごーいんぐまいうぇいなのか。

そして最後の決めゼリフ ノーマター・マター また? である。これをなぜ6人で歌ったのか。こここそあんなに一人ぼっちにしてきた岸に歌わせるべきなのではないか。いや、本家を思い出せばこれは赤西亀梨シンメなのでがそれぞれソロでこの歌詞を歌うところがあるのでじぐいわのどちらかでもいいか?そもそも事務所はあの中で誰を一番押したいのだ?よしもう、ここは間をとって羽生田!君に決めた!

そしてまた冒頭の足のステップだ。宮近がこれはまずいと『フー』と最後に謎の盛り上げを見せる。それに便乗した神宮寺が『ハッ』声を出すがここで両者の絶対的違いははダンススキルだ。宮近は冒頭ではよく見えなかったが、過去のダンスを見る限りトチることはあまりない。その為今回も特にズレたようには見えなかったが、その後もカメラに抜かれた神宮寺は大変だ。足はズレてもうなにがなんだか最終的に追いついたが終始グチャグチャしていた。

というわけでフィナーレを迎える訳ですががいかがだったでしょうか。another future以来の6人でのパフォーマンスでしたが、なかなか見物だったと思われます。今後にも注目ですね。そして羽生田くんはセクボと一緒にやっていくのだろうか?うーん。やっていくもやっていかないも事務所次第ですし、本人たちの仲の良さや絆だけでは決められませんね。5人で暴走されてなにかが流出して自滅するのはいやなので、ストッパー的存在もグループには必要かなぁ。まぁこれは私の考えることではないですね。

次こそレビューです。