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KinKi Kids-A album 全曲レビュー

第三回目は1997年発売、KinKi KidsのA albumを全曲レビューしていきたいと思います。今回は10曲と少し短め。早速レビューしていきます。

1,Rocks
リード曲にしてはかなり攻めている感じですね。当時のKinKi Kidsを知らない私からしたらアイドルでこの曲は凄く革新的だと思いました。イントロの一番最初はメロディアスなピアノから始まるけど数秒でエレキギターがかき鳴らされて、ワンフレーズ目は、『終わりのないような夜だった。』力強い曲です。

2,kissからはじまるミステリー
金田一少年の事件簿 第2シーズンのタイアップ。メロディと歌詞がとにかく綺麗。金田一少年は探偵だけどただ一つ解けないのは恋。恋の謎は少年にナイフを突き刺さるほどのものなのです。こんなにミステリーな恋を解く鍵は君しかいない。だから君が欲しい。

3,Tell me
前の2曲がなんだか切ない歌詞だっただけに初々しいカップル曲が心地よい。そして爽やか。このまま愛に慣れたくない。彼はわかっているのかな、愛が情に変わる日が来るって。この愛に慣れてしまったらそれ以上を求めてしまうかもしれないって。なんだか結局これも切ないのです。

4,僕は思う
銀狼怪奇ファイルのタイアップ。陽だまりの中で幸せな感じの曲ですね。ふとした瞬間彼女を愛しいと思うそんな感じ。楽しいだけじゃない。喧嘩も価値観の相違もあるけど、それでも大事なのは君だけそう僕は思う。でもきっと思うだけで彼女には伝えていないのです。しかし、君を心から愛しているそんな彼の歌。凄く幸せで、凄く日常的。

5,せつない恋に気づいて
また戻ってくる。せつないのターン。今回は片思いではなく、別れた二人なんですね。彼は好きだったんですね。でも彼女も涙をこらえて手を振っていた。好きだったのに愛していたのに別れてしまった。未練がましく、雨の日と気分が重い日には絶対聞きたくないけど、それでも何故か心地よい。

6,DISTANCE
艶姿!ナニワの光三郎七変化タイアップ。アップテンポで懐かしのメロディ。時代を感じる曲です。少し無理そうな夢を追いかける少年の歌。ガムシャラに走ってその先にあるただ一つのもの。それは何か。走れ少年。そして、何があるのかを見つけろ少年。力強すぎる程の応援歌ですね。若さからの勢いと反骨精神の曲。

7,ひとりじゃない
金田一少年の事件簿 第一シーズンタイアップ。KinKi Kidsっぽい曲。ここまで聞いてわかったのは、KinKi Kidsさんは彼女とすれ違う曲が多いですね。時代?流行りだったのかな。うーん、聞きやすいメロディなんだけど1曲リピートはつらいかなって感じですね。私的に。

8,あの娘は So Fine
結構好きです。珍しくアイドルっぽいです。ただ、やっぱりメロディというか音が色褪せてる感はありますね。可愛い曲ですけどね。ジャニーズJr.が歌ってそう。

9,FRIENDS
若葉のころタイアップ。しっとり。今までは恋人同士の曲だったけど今回は友達同士。だけど今までのどの曲より切ないのは気のせいだろうか。メッセージ性が強すぎて1回聞いただけでお腹いっぱいになっちゃいます。

10,たよりにしてまっせ
私は失礼ながら存じてなかったのですが、もともと1956年の笠置シヅ子さんの楽曲をカバーした曲なんだそうで。そうですね、そう言われると東京ブギウギだったり青い山脈が思い浮かんでくる歌詞ですね。ヒップホップ調にアレンジはされてはいるものの、やはり、原曲を感じさせる1曲です。


というわけで10曲レビューをしていきました。総評としては、歌唱ユニットなだけあってゆっくりなテンポでしっとり聞かせる曲が多かったですね。デビューシングルと同時に発売なだけあって、耳にしたことのない楽曲が多かったのも特徴でした。