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NEWS-pacific[初回盤] 全曲レビュー

第一回目は人生で初めて買ったアルバム、2007年発売、NEWSのpacific[初回盤]を全曲レビューしていきたいと思います。13曲の長丁場ですので早速レビューしていきましょう。思いつきで感想を述べるので支離滅裂です。

1,愛のマタドール
サヤエンドウ、星をめざしてのような爽やか炭酸系ソングを歌っているイメージだった当時の私に一番最初の歌が愛のマタドール。いい意味でも悪い意味でも裏切られたような。そんな印象深い1曲。歌唱メンが多いのでこういう全部キメキメキザソングが聴いてて疲れないのもいいですね。それにしても久しぶりに聴くと全体的に声が若い、高い、エネルギッシュ。

2,サヤエンドウ
ワンピースタイアップ。海賊の曲なのに爽やか炭酸。異国情緒溢れるサウンドもまたカーニバルっぽくていいですね。ドクロのセリフの歌詞の加藤くんの声がナイスワン!ですね、これは。でもサヤエンドウってなんか少し切ない仲間との別れがあって綺麗な曲。

3,TEPPEN
バレーボールの応援ソングでしたよね。1番の歌詞がなんかガシガシ応援の歌詞っていうより、ちょっと甘酸っぱい初恋感があるのが素敵。うーん、それにしても爽やか炭酸。1番とかトップとかじゃなくテッペンっていうのもなんかいいですよね。若い。

4,change the world
進研ゼミのcm曲ですね。cmでは爽やかなサビが控えめにかかっていましたけど、Aメロはガシガシ攻めてるラップで、ワイルドなのに爽やか。なにこれ、すごい。みたいな感じですね。2,3,4と爽やかソングが続いて凄い応援されてるよな、私。

5,君想フ夜
好きなテイストですね。応援ソング続きで期待され続けた私もここで一休み。の割にウェイト高め。うーん、戦に出た武士が夜に桜が散る中彼女を想って月を見上げる情景が目に浮かぶ。きっと分かってるんですよ、彼はこの戦は勝てないと、帰ってこれないかもしれないと。でも、君が待っているなら。

6,アリバイ
コヤシゲ曲。時々テゴマス。小山くんと増田くんは声質が似てるのかサビですごく合うんですよね。私的に。一方加藤くんと手越くん。手越くんは高音ののびがとても良いのでコーラスなのに主役級の存在感。でもテゴマスはコーラスうまいなぁ。歌がうまいなぁ。落ち着いたメロディで全体的にとてもまとまりのある感じ。

7,code
錦戸くんのソロ。癖のある歌い方ですけど、声が高いからですかね、この曲が高いからかな、すごく聞きやすい。というか歌詞を聞こう聞こうと意識しないといつの間にか終わってしまう。約3分半という曲の長さもまた◎。ラブソングのわりにもったりクリームスパゲティにならなくて良い感じ。

8,チラリズム
コヤシゲ曲。いい意味でバカ愛すべきバカ愛されるべきバカ。学園のマドンナの絶対領域おいしい。くんかくんか。しかし本命の彼女は他にいる。ごめんごめん、でもやっぱ俺男だし、綺麗な子いたら見ちゃうよ、いや、お前が綺麗じゃないってわけじゃないよ、ただ可愛い系っていうか、あぁそんなこといいたいわけじゃなくて、もうあれだよ、お前が一番好きだよ!とこの後叫ぶコヤシゲを愛するべき。愛されるべき。という曲情報なしの感想。むしろ妄想。

9,愛なんて
手越くん、加藤くん、錦戸くんの曲。もったりクリームスパゲティ。聞き始めの感想はこれ。これで3分半聞けるのかと思ったら二番から加藤くん、錦戸くんが出てきて新たな風が吹く。暗い檻に閉じ込められていたはずが、緑の高原に風が吹く。白のワンピースで裸足で佇む閉じ込められた少女は真実の愛を知る。

10,なんとかなるさ
増田くん、手越くん、山下くんの曲。表参道でキャップ被ったちょっと眠そうな少年が風船ガム噛みながら寄り道する歌。愛なんてでぐったりきた私の心を晴れやかに、こんな日もたまにはいいか。って感じ。この爽やか炭酸感、すごくNEWSっぽい。

11,ゴメンネ ジュリエット
山下くんソロ。愛なんてより軽快なリズムでアップテンポなのに愛なんてよりウェイト高め。いやむしろこのアルバムで一番重たい。悪いのは君じゃないのに感。謝らなくていいのに感。二人の気持ちが離れていったのはお互いのこのなんとも言えない遠慮が原因だと思う。心の一線を超えなきゃ。でも運命で片付けられる恋愛は少し悲しいね。

12,裸足のシンデレラボーイ
一瞬の風になれに使われてますね。爽やかだけど男らしい曲かな。本能で行動してる感じ。NEWSの曲はどの曲にも女性の影が見える曲が多いんだけど、実際この曲となんとかなるさ以外は女性がいるけど、これは男どうし拳と拳のぶつかり稽古。アスタラビスタベイベーでナチュラルにベイベーとか言ってもでてくるのは男性だけ。

13,星をめざして
ハッピーフィート日本語吹き替え版タイアップ。やっぱり力が入ったサウンドですよね。とっても綺麗な曲。星を目指して君に導かれ僕は歩き出す。ハッピーフィートのことも考えられて作られてるけど、NEWSの再始動のニュアンスも入っててなかなかに感慨深い曲。背負うものが多い曲ほど、メンバーの歌声も優しく聴こえて来るのは気のせいでしょうか。

さて、駆け足でレビューをしていき、途中レビューでもないものも挟み込みながら書いていきましたが、このアルバムは全体的にまとまりはあるものの名盤にはまだ何歩か必要というところでしょうか。
まぁ、再始動初のアルバムなのであーだこーだ言うのはお門違いですけど、しかももう7年も前。だけどさ、もう少しグループでの曲も聴きたいななんて、そんなこと思ったり思わなかったりするわけです。

次回はどのアルバムを書こうかな。